投稿

2005の投稿を表示しています

はっつけ

イメージ

ピエロ

イメージ

歩く事を求めた時,初めて自分の姿を知った。

イメージ

何処へ

イメージ
今日の「新日曜美術館」は ヒロ・ヤマガタの特集でした。 先日の「ヒロ・ヤマガタ展」以来感じている, 「自然を彫刻した」場所への憧憬の念が反芻され, どうしようもなく何処かへゆきたくなりました。

有楽町から東京駅への道すがら

イメージ
銀座,若しくは有楽町等で所用を片付けて, 尚且つ時間に余裕が有る場合,歩いて神保町迄行く事が多いです。 銀座から有楽町迄は,普通に往来をゆきます。 しかし,有楽町駅から東京駅へと至る経路に於いては, 必ず「高架下」に沿って歩いてゆきます。 「路傍の石に思いを馳せる」では無いですが, いろんな事を考えさせてくれる「路」なのです。

発想の素

組み立て式ベッドの金属製サイドフレーム部位が一組。 ポリ塩化ビニ-ル製のエクササイズボールが一つ。 1号サイズのナイロンテグス。 ハンマーキャスターひとつ。 空焚きしてしまったホーロー製ケトルポッドひとつ。 煮沸済みの備長炭数本。 これらを使って何が出来るか,一日中考えていたら日が暮れた。

GoogleEarthその2

イメージ
上:今住んでいる場所。下:地元を泉ヶ岳から望む。

Google Earth

Windows版が出てから気になっていた 「Google Earth」がMacUpdateのサイトに挙っていました。 Versionは 3.1.0371 との事ですが,どうやらこれは, β版ですらない代物のようで,午前中にダウンロードした後, 大丈夫なのか判らなかった為, ファイルだけ落として様子をみていたんですが, 午後に入ってから再度同サイトを覗いた所, 既にファイルは削除されていました。 出自は判りませんが,まあ,自己責任と云う事で 早速遊んでみましたが,話題に成る筈です。本当に面白い。 自分の環境では,フルスクリーンにすると,画面描写がおかしくなる, 2バイト文字の文字化け等,多少不具合が有りますが, アプリ起動中の動作は,特に問題も無くスムーズに動いてますね。 感動したのが,Geographic Features を有効にした際の アフリカ大陸に於けるピンポイントの衛星写真ですね。 野生動物の移動群や,海岸での生態等, 彼の地への様々なイメージを喚起させられます。 早く公式にリリースしてほしいですね。

SONG X

パット・メセニー&オーネット・コールマン競演の作品、20周年記念版。 追加されたトラックを目当てに購入したのですが, 追加トラックなんてレベルでは無くて, アルバムの完成度の向上に十二分に寄与しています。 そして,ちょっと驚いたのが, 10年以上前に初めて聴いたときの「難解さ」 「とりとめの無さ」と云った印象が,見事に払拭された事ですね。 とても「整合性」が取れた「明確な音」じゃあないですか。 ゲフィン時代のアルバムを同様の形態で, 順次発売するそうで,とても楽しみ。

チーズもち

越後製菓 の「チーズもち」が大変美味です。 類似のチーズもちと比べてはいけません。 とけるような感触と濃厚なチーズの風味が素晴らしい。

仕事

今年一杯は,フリーの立場で請け負っている仕事だけして, 継続した仕事をするつもりは無かったんですが, 思いのほか早く仕事をする事になりました。 ただ,将来的なスキルアップとして捉えられるか判らない業務内容な為, 面接の時は微妙な態度で行ってしまいましたから,明日からの業務内容関連の 研修は集中していきたいですね。

カメラ

完全に壊れてしまいました。ズームが利きません。 2年以上前に購入したコンパクトデジカメなので, 今更修理に出すくらいなら,新規購入した方がいいだろうし。 ちょっとしたスナップは全部これで撮っていたので、どうしたものか。

けせん語

「ぐるっと海道3万キロ ”父さんがケセン語”」1986年作品 NHKアーカイブス にて放映。 宮城県気仙沼市から岩手県釜石市までの南三陸地域 に於いて「ケセン語」「ケセン人」と云う 概念を提唱されている山浦玄嗣さんの事を 紹介した上記番組が放映されました。 東京に出てくる迄は,所謂「東北地方」で成長しました。 但し親の仕事の関係で引っ越しを数回経験しました。 その為か,言葉や地族的文化の面で, アイデンティティの拠り所となる 明確なモノを持ち得ないように感じていました。 自分のバックボーンのようなものを明確に 意識して表意する事が出来る人への憧れが強いのです。 この番組で紹介された山浦玄嗣さんは, 自分は「日本人(大和の民)」ではない。 「けせん人」で有る。そのように, 自分の在るべき場所を明確に意識して 仰られています。 自分が「なにもの」であるのか。 東京と云う「地域」からも外れた位置に居る事で, 更に不明瞭になっていく,自分の「在るべき場所」。 それをなんとか明示したいが為に, 表現者を目指しているのかもしれません。 ・ケセン語大辞典 ・ケセン語訳聖書 ・けせん・ケセン語 かもめ城 ・ケセン語劇団「竈(かま)けァし座」

イサム・ノグチ展

先月26日に「イサム・ノグチ」展へ行った。 子供向けのワークショップ的なスペースが設けられていて, イサム・ノグチの創作ノートに在る「作品」のパースのミニチュアを パズルの様に自由に組み立てて遊ぶ事が可能に成っていた。 この単純な形状を以て,あれほどの空間を描き出した訳ですから, 本当に圧倒されました。 但し今回の展示の意図は判りませんが, 触れられそうな距離で作品をみる事ができた点は良かったんですが, 「場所」も含めての彫刻である観点迄は考慮されていなかったのか, 展示スペースも持て余し気味で,彫刻作品自体の存在感を 提示するに留まっていたような気がしました。 然るべき場所で,絶対的な存在感を静かに示す, イサム・ノグチのスケール感を感じる事は出来ませんでした。 勿論,彼の作品は「場所」も含めての表現ですから, 「展示する」ものではない事の確認が出来た事と, もうこれは,実際に「場所」に行くしか無いと云う 切っ掛けを与えてくれた事が,最大の収穫でした。

無題

携帯や,その他端末からの投稿による利便性から, 健忘録的な意も含めてBLOGを利用したいと思います。 HPの日記のようなものも,移行しました。

やのあきこ

アップルストア銀座でのミニライブの余韻で 「PRESTO」を ダウンロード して聴いてみました。 自然体の音楽。軽やかな気持ちにさせてくれる音楽ですね。 デビュー作から「ごはんができたよ」あたりと「Piano Nightly」前後以外の アルバムはじっくり聴いた事が無かったので,今度まとめてきいてみようかなあ。

STURM UND DRANG!!!

                                           大沢楽隊「疾風怒濤!!!」 例えば, 篠田昌已 「東京チンドンVOL.1」のような 統制されたプロフェッショナルな「チンドン」ではなく,かといって 「ソウルフラワーモノノケサミット 」のような,同時代的なものでもなく, 大衆音楽としての「ジンタ」をそのまま演奏しているから得られた音。 統制されていないうねるリズムに合わせて(!),一斉に奏される クラリネット,トランペット,トロンボーンのカオス感! このインパクトはなんなんでしょうか...。 ”ドドレミ”等,大正以後の時代を経てきたレパートリーに至っては, 元の楽曲名さえ判らず,当然譜面なんか有りません。 にも関わらず,切っ掛けの音が出た後は「なにものかの曲」に成っている訳です。 郷愁を誘われる方もいらっしゃる「音」なんでしょうけど, 僕にとっては「新しい刺激的な音」でした。 但し,この音楽は民族音楽でも,伝統芸能でも有りません。 身近な,どこにでもありふれた生活に根ざした音だった筈です。 それを「研究者がフィールドワークで収集した音」を聴くような感覚で 聴いている,自分の足許の覚束無さを再認識させられた事のみならず, 能動的に聴く事で,なんか視野が拡がったような気がしてきましたから, 不思議な魅力を持った音なんでしょうね。

石巻市北村・農民バンド「大沢楽隊」

労働歌。チンドン。ロマ。フォルクローレ。 こんな属性を含む音楽に,つよく魅かれている身としては, 出身地に近いと云う地理的な関係からも,とても気になる存在を知った。 早速amazonで注文。どんな「おと」を聴かせてくれるのだろうか。 以下「三陸河北新報社」のニュースソースの抜粋。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■懐かしの「ジンタ」に注目 2005.11.11 石巻市北村・農民バンド「大沢楽隊」 CD全国発売 初回売り切れ/  石巻市北村大沢の農民バンド「大沢楽隊」のCD「疾風怒濤!!」が 東京のオフノートから全国発売され、話題を呼んでいる。 楽隊の得意とする古風なブラス音楽「ジンタ」を演奏できる バンドの存在が全国にほとんどなくなったため、 物珍しさや懐かしさから聞いてみたくなる人が増えているらしい。 既に初回制作した一千枚を売り切ったといい、 CDの配給会社は「この種のCDとしては、かなりの売れ行き」と驚いている。  CD制作に向け録音したのは二〇〇三年七月初め。 旧河南町の北村地区にも大きな被害をもたらした宮城県連続地震の前だった。 その後、地震の騒動などがあり、楽隊のリーダー渡辺喜一さん(八〇)は 「録音したことも忘れていた」と苦笑。二年を経て日の目を見たことを喜んでいる。  大沢楽隊はクラリネット担当の渡辺さんをはじめ、 トランペット、トロンボーン、ゴロス(大太鼓)、ケース(小太鼓)の五人編成。 メンバーは七十−八十代と高齢になり、大沢地区の隣の涌谷町からも加わっている。  ジンタは「ジンタッタ、ジンタッタ」と奏でるワルツから命名された。 「疾風怒濤!!」には、地域の運動会やお祭りなどで演奏した ジンタの神髄とも言うべき十九曲を収録。 大正末期から伝統芸能のようにして引き継いできた大衆音楽の集大成となっている。  CDのジャケット写真は、北村地区の黄金色に染まる小麦畑を バックにしたブレザー姿の五人。農民バンドらしいたたずまいが強く印象に残る。  収録時にトロンボーンを担当していたメンバー最古参だった中塩富夫さんが昨年四月、 八十二歳で死去(現在はサックスが補充)。「完成したCDを見届けられなかったが、 奥さんが仏前で毎朝CDをかけていると聞いた。いい供養になったと思う」と渡辺さんは言う。  ぶっつけ本番で収録した呼吸が

レオナルド・ダ・ヴィンチ展

終了間際に招待券を頂いたので,急いで森ビル迄見に行きました。 「 レスター手稿 」を含め貴重なスケッチ等を見る事が出来た為, 満足度は高かったです。まあ例によって照明はとても暗くて はっきりと詳細を確認出来た訳では無いのですが,普段は ネット上のデータか,画集等で「確認」する事しか出来ないものですからね。

Little Birds

ジャーナリスト 綿井 健陽 監督作品。 TVメディアでは絶対に流れない映像。 どんな言葉を以てしても伝えきれるものではないから。

忘却

「誰も知らない」の 是枝裕和 が 制作したドキュメンタリー。 個人的な視座から見据えて テーマを描いた番組。 いいものをみたなあ。 NHKアーカイブス 等で放映された 佐々木昭一郎 の一連の作品群など、 自分の指向性はこの辺りなのかな、と思う。

反日

ネット上で展開されている反日署名を 集めているサイトの管理体勢は非常に疑問。 同一人物が何回でも投票出来るシステムで 得られた署名をリアルなものとして 報道している日本のメディア.... 4月18日 葉千栄 を朝のバラエティに引っ張り出し 局地的に過ぎない暴動についてなにを 喋らせたかったのか。中国の教育姿勢に 語彙を荒げるのならそれなりの事を報じてほしい。

仙臺まころん

帰途途中に在るスーパーで買った東京産マコロン。 不味くはないが、、、。違うなあ。 急に欲しくなった仙臺まころん。 近場では見つからなかったのでネットで 通信販売をしているサイト発見。 、、、千円以上掛けて買うものではないかなあ。

料理

FISSLER のスナッキーセットを購入。 とても扱い易く短時間で煮込み料理が作れる。 造りも非常にしっかりとしていて「モノ」として 使っていて楽しい。 久し振りに料理をするのが愉しいのでした。

Andrew Lloyd Webber

映画「 The Phantom Of The Opera 」 オリジナルキャストの「 Jesus Christ SuperStar 」。 アランパーカーの「 EVITA 」も。 久方ぶりに聴くと,やっぱりいいなあ。 全国を劇団員として巡業している時に, 移動中の車内で掛かっていた「The Phantom Of The Opera」, 「ダウンタウン物語」以降も優れた音楽映画を制作している Alan Parkerの秀作「EVITA」,そして十年来何度も見ている 映画版「Jesus Christ SuperStar」 どちらかと云えば,ブロードウェイミュージカルとしてでは無く, ”映画”音楽として接してきたAndrew Lloyd Webberの音楽ですが, まとめて聴いていくとやっぱり「Jesus Christ SuperStar」が一番好きですね。 その中でもDeepPurpleのIan Gillan等HR畑のメンバーによる 荒々しい,けれど情熱的なオリジナルキャスト版が好きです。 映画版のキャストの方が巧いんですけどね。 The Phantom Of The Opera は舞台版は好きですが, 映画版は音楽以外微妙でした。 映画版は,それぞれのキャストが熱演していると云うのに, 豪華な背景を含めた全体を俯瞰してとらえる事に 熱心なカメラワークのせいで,曲の意図, 登場人物の心理等の表現に失敗している気がします。 映画なんだから,在る意味説明的な意図を含んだカメラワークをしても よかったんじゃないでしょうか。 舞台は,観客が視線を自由に移動して注視ポイントを持てるけれども, 舞台と同じような空間設計が為されたセットで 全体をとらえるカメラワークにする事で 面白くなるタイプの作品では無かったと思う。 とても惜しい映画でしたけど,重厚な音楽のアレンジと, 感情ほとばしるGerard Butlerのヘタウマ?なボーカルは素晴らしかった。

地続きのもの

                                 こうの史代 「 夕凪の街 桜の国 」 何度も読み返している。 その度に様々な感情が沸き上がってくる。 興味が有るとか無いと云う以前に、 「知る」機会が無かったのも確かだと思う。 現在「在る」事として考えさせてくれた作品。 ボブ・グリーン「DUTY」 ”今”に照射して見直す事は必要だと思う。 2005.01.26〜02.19の間に、関連しそうなものを読んでみた。 重松静馬 「 重松日記 」 井伏 鱒二 「 黒い雨 」 今村昌平  「 黒い雨 」 大田 洋子 「 夕凪の街と人と 」 大江健三郎 「 ヒロシマ・ノート 」

百年前のカラー写真

Sergei Mikhailovich Prokudin-Gorskii (1863-1944) 赤・緑・青の3色のフィルムを重ねる事で 得られるカラー写真。デジタル彩色ではない。 その当時の技術によるまさしく彩り豊かな写真。 セピアでも白黒でも無い百年前。 自分の生きてきた時間軸でさえ リアルに受け止められない位なのに、 百年前の青い空が残っている事に 不思議な感慨を持つ事となった。