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1月, 2005の投稿を表示しています

地続きのもの

                                 こうの史代 「 夕凪の街 桜の国 」 何度も読み返している。 その度に様々な感情が沸き上がってくる。 興味が有るとか無いと云う以前に、 「知る」機会が無かったのも確かだと思う。 現在「在る」事として考えさせてくれた作品。 ボブ・グリーン「DUTY」 ”今”に照射して見直す事は必要だと思う。 2005.01.26〜02.19の間に、関連しそうなものを読んでみた。 重松静馬 「 重松日記 」 井伏 鱒二 「 黒い雨 」 今村昌平  「 黒い雨 」 大田 洋子 「 夕凪の街と人と 」 大江健三郎 「 ヒロシマ・ノート 」

百年前のカラー写真

Sergei Mikhailovich Prokudin-Gorskii (1863-1944) 赤・緑・青の3色のフィルムを重ねる事で 得られるカラー写真。デジタル彩色ではない。 その当時の技術によるまさしく彩り豊かな写真。 セピアでも白黒でも無い百年前。 自分の生きてきた時間軸でさえ リアルに受け止められない位なのに、 百年前の青い空が残っている事に 不思議な感慨を持つ事となった。