ガレオン

大海の海原に漕ぎだすには足許が覚束ない。

自分の言葉を信じ乍らも、
共通認識を得る術を持てない。
そんな人にとっては足場となる船が必要だ。

木地 雅映子「氷の海のガレオン/オルタ
未だに己の言葉で話す事が出来ない。
そんな心の渕に、染み渡った。

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