”彼”は往く。
何処へか、何かを求めて。

ちかりぱちりと明滅する彼の心は、
きっとあとすこしで焼き切れてしまう。
でも、そんなことを気にする筈の歯車は
ガラクタの山に投げ入れてしまった。

”彼”は進む。
ひたすらに真っすぐに。

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