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穀雨

零れ落ちた自分の欠片に映った自分。 目を逸らす事が出来ない。 逸らしちゃいけない。

二月晦日

かたちあるひとがかたちのないひとと出逢った。 かたちあるひとは、 かたちある事がどんなに価値をもっているか熱弁を振るった。 かたちのない人は、 かたちのない事でどんなに自由を得ているか熱弁を振るった。 互いの話を聞く事なくふたりはわかれた。 かたちあるひとは森に迷い込んでしまった。 樹々の語らいに割り込んで一晩中語り合った。 かたちのないひとは海に漕ぎいでた。 空に漕ぎ寄せる事ができる船を求めて。

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四月二日

なんと云いますか、 形容しがたい衝動に駆られて 一心不乱に物事を為す事が有ります。 特に只今現在、実際的にどうもこうも無く、 全くもって、本当に、限りなく時間が無い状況にある時などは。 衝動を切り崩し、切り開き、咀嚼し、 再び並べ直してゆくうちに、その核たる事象に行き着き、 再び薇を巻き直し、くうるりくるりと廻り乍ら、 轍を踏まぬよう、ゆっくりと近付いていくのです。 出来る限り近づいたら、 ありなしたるそれに、そぅっと触れてゆきます。 そしてゆっくりと、殻を割らぬよう、 気取られぬよう、その衝動の発現を掬い取るのです。