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健忘録:0802-2

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鳥の棟梁

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鳥頭

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迷う

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曇った気持ちを引き摺りそうな時は、歩く。 どこに行こうかとか、何を買おうかとか、 誰に会おうかとか、なんにも考えない。 街並や風景や建物や草木に 感傷を抱くとか愛でるとか そんな心持ちにはあらず ただひたすらに歩くだけ。 自分の場所や方向が分からなくなるのは怖い。 暫くはそれなりの慎重さを以て歩くだろう。 初めて通る路地裏の狭い道、 通り過ぎるだけだった場所。 視覚に映えるものごと。 記憶を喚起させる匂い。 体が傾いだ方角。 風の奔る道。 歩きたい場所だけを歩くようになる。 歩く方向は自然な選択に委ねられる。 歩く事が純粋な行為となる。 そして、迷う。 それでも歩く。 歩く。 ふと 立ち止まる。 再び 歩き始める。

道案内の準備

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提灯鮟鱇を 箱提灯に使おうと思ったのだが、 これが容れ物を拒むものだから、 仕方無く紐打ち手に結わえ吊紐とし、 その先端に鉤を仕掛けてぶら下げた。 みるみる内に姿形が無くなり、 蒼白い焔の塊へと変化した。 幽玄なる趣きかな。 なけなしの一張羅は原型を留めず、 混濁した粉塵汚濁にまみれ、 菌糸胞子に寄生依代、 循環無限な生態系を形成し。 元々頭に被るものであったそれは、 果ての頂点の樹木限界を発現し。 ああ、愛おしき汚濁の世界。 着物に宿った小宇宙との共生は、つまり、 余計な洗濯をしないと云う事で、それはつまり、 粉塵と汚濁にまみれる事を選択したと云う事だ。

健忘録:0802-1

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KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL

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前作が89年だから、19年振り。 カレン・アレンも出てる! 予告編もニクい。 今迄のシリーズの名シーンから始まり、 聖杯を手に入れる手のアップから、「ON MAY 22」、 そしてシルエットのインディにあのテーマ! 舞台設定自体が19年後なので、ハリソン・フォードが 老けようが気にならなさそうなのでちょっと安心。 とにかく大変楽しみであります。

なす

歩いている。 俯く事は止めたものの、 視界に映るものは、遥か彼方に聳え立つ尖塔のみ。 天を貫かんとする意図を以て建築されたのだろうか。 なんと云うか、その歪な象形は、 円環状に切り刻まれた茄子を想起させる。 茄子には生姜が合う。 生姜を擦って胡麻油を用意し、 傷だらけ鉄打出北京鍋を強火で暖めて、 熱が行き渡ったところで、程良い加減に火を緩め、 敷きつめた油が踊り始める前に、 多少の躊躇もなんのその、一気呵成えいやっ! 茄子は鉄の質感に抱かれ、行きつ戻りつ、 その心底にある諦観を見え隠れさせつつも、 くるりくうるり、万丈の喜びを周囲に振り蒔く事だろう。 それにしたって、 尖塔はとても遠くて、果てしなくて、 とてもじゃないが辿り着けそうに無いが、 茄子が想起された事で、未だ未だ頑張れそうな気がしてきた。 ”あの尖塔の最上階には、浜茄子のおじさんが住んでいるのだ” 目の前にある円環状に切り刻まれた歪んだ茄子は バラック街の火の見櫓みたいじゃあないか。 煌煌と輝きを放っているであろうこの矮小な私を 浜茄子のおじさんが見つけてくれるに違いない。    ”浜茄子のおじさん” この、幼い時分の刷り込みは恐ろしいもので、 食卓に”茄子”が挙ろうものなら、周囲の彩りは たちまちの内にくすんだ鉛色のセロファンに覆われ、 茄子だけが生き生きと放埒気ままに揺蕩い、 茄子以外の食材の味が分からなくなってしまうんだ。

はまなす

 近隣のバラック街に頻繁に出没すると云う、  出生から年齢、生業、住居、国籍と、  性別以外全てが謎に包まれた、 なんと云うか、  ”世渡り上手なルンペン”、と云った  風体風情の、自称「浜茄子のおじさん」。  バラック街の迷路のように入り組んだ路地辻角を、   彩り豊かな果物を満載にした、 ぴかぴかの猫車を  軽やかに こなれた所作を以て、 駆け抜けていったり。  影追いや、影踏み遊びの最中に、  影の中で微笑みを浮かべている姿が噂になったり。  火の見櫓の上でしか興行を行わない  浜茄子一座の座長を務めていたり。     変化物を奏するその姿は一見の価値あり。  三業兼任の素人文楽は魔法のよう。    挙げれば切りがないおじさんの噂。  ただ、幾ら噂を集めても一個の個人としての  有り様が浮かび上がってくる事はなかった。  ところでこの、 バラック街を埋め尽くさんと、  猛烈な勢いで増殖してゆく火の見櫓群。  制作者も不明なれば、いつ作られたのかも判らない。  大体、火の見櫓の機能を果たしていない。  こんなに増えてしまっては、何処からも、  他の櫓しか見えないんだからどうしようもない。  火の見櫓交通網なんてものを想像して悦に入ってたっけ。  ときに、何処からか立ちのぼって  霞のように拡がった、とある”噂”がある。  ”おじさんの住居を  見つける事に成功した者は、  聞いた事もみた事もない、  理想の彼の地、桃源郷、  ゆうとぴあへの行き方を  こっそりと教えてもらえる”  浜茄子のおじさんは一個の娯楽商品となった。   彼をどこまで追跡出来るかを競う老若男女、  情報屋に、博打興行、便乗商売。  皆、忙しなく街中駆けずり這いずり廻った。  探して見掛けて後追い掛けまわすも、  角を曲がれば何処にもおらず。  「成果は芳しく無くとも、その過程が大事なんだ。」  どこかの権威がおじさんを例に挙げて、  声高にこんな事を言ったものだから、  義務教育課程の履修科目に 「おじさんとおにごっこ」なんてものが加えられる始末。  さて、当事者たるおじさんはどうしていたか。  相も変わらず其れ迄通りではあったのだが、  櫓興行に連日の宴は大盛況の大にぎわい。  其れ以外は、対岸の火事の如く、  驚く程の無関心振りであったそうだ。  櫓の下には死人が埋められている。  転

Aperture2 試してみた

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初代Apertureはその要求スペックの高さと値段、 写真の管理、レタッチと云う部分やインターフェイス等、 ほぼ同時期にβ版が提供されたLightRoomほどの魅力を 感じる事が出来ず、購入は見合わせたんですが、 やはりAppleのプロダクツに惹かれる身としては いじってみたくはなる訳でして。 こ一時間いじった感想としては、 レタッチを主眼としておくと「LightRoom」かなあ。 但し、「Finderの延長」としての写真管理を 主眼とするなら魅力的かもしれない。 RAWデータの現像品質については、未だ良く分からないや。 LightRoomに比べればファイルブラウザとしての使い易さは 優れていると思いますし、動作が大変機敏になった、ように思われます。 まあ、あと30日は使用出来るので、色々いじってみよう。

やぐら

俯き加減に歩くのがしんどくなってきた。 なんと云うか、しんどさに慣れてきたのがしんどい。 ほうら、今度はすこしぐらついた。 ぐらついている事を愉しんでいると、 高く高く聳える櫓が視界の片隅に侵入してきた。 ぐらついている事に飽いた事もあり、新たな愉しみを見失うまいと、 ぐらつきふらつき俯き乍ら、櫓迄近づいて様子を伺う事にした。 茄子田座のからくり人形が、似非新劇の流れの傍流に呑まれて誕生した ”覗かれ部屋”を改良した”素体踊り専門の劇団”の巡業が行われているらしい。 半年ばかり、この公演を観る為に通い詰めていると云う 家族連れらしき年齢不詳の男性によれば、毎回持参した金銭を 丁度一銭上回る観劇料の値上げが為され、一度も入場出来ておらず、 どのような公演が行われているのか皆目見当がつかないのだそうだ。 興行主を詰問した所、興行協力者としてなら入場可能との事。 どうすればいいかと問えば、山車からくりの脚として、 子供を差し出すよう求められたのだそうだ。 脚とは子供の人足の事か。   いやいやお子さんが欲しいんです。 それは無理だが一日位なら。   いやいや一生ですよ。 それは無理だが脚の一本位で満足頂けないものか。   いやいや最低でも二本ですな。 それは無理だが腕ならどうだろうか。   いやいや腕だけ頂いても山車の脚にはなりませんから。 それは無理だが.......それも無理だが、 それや  あれや  喧々囂々。 そも、”山車からくりの脚”とは何ぞや。   ”山車からくりの脚”ですよ。   傀儡はぜんまいと糸で動いておりますが、   山車からくりの脚は人様でないといけませんから。 ならば私では駄目なのか。   大人は直ぐ壊れてしまいますからねぇ。いけませんねぇ。 かくも無為な時間と、禅問答の様相。 これは駄目だと、さすがに諦めてしまったらしい。 仕様が無いので、連日、前日よりも多くの金銭を持寄り、 観劇料の上昇に打ち克つ日を夢見ているのだそうだ。 結局のところ、どのような興行が行われているのか。 盲目的にこの場所に人が集まっているだけではないのか。 人が先で、後から櫓が建てられたのかもしれない。 いたたまれなくなり、その場を急く、立ち去る事にした。

Be Kind Rewind sweded trailer

本編の予告編をswede化したメタ予告編。 自分の作品を一人で再現って......。 この発想とセンスがやっぱり凄いわ。 もう何でもアリな訳で、 ちょっと、何か作りたくなってきた。 ▼ Official Site ▼ You Tube

Marvão

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5分ほど休暇を頂いたので、 スペイン国境近くの要塞「マルヴァン」に行って参りました。 ▼ Portugal's Marvão in 3D in Google Earth   [ Google Earth Blog ]

もんじゅ16時

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